「えんとつ町のプペル」あらすじと個人的な感想&評価|夢を捨てきれない大人こそ読むべき | LIVE YOUR LIFE

「えんとつ町のプペル」あらすじと個人的な感想&評価|夢を捨てきれない大人こそ読むべき

えんとつ町のプペル 

「信じ抜くんだ。たとえひとりになっても」

“Believe.Even if you’re the only one.”

 

どうも、RIKUです。

西野亮廣(著者 にしのあきひろ)さんが何かと話題を呼んでいますが、そんな時の人が生み出した話題作「えんとつ町のプペル」を読んだので、備忘録も兼ねて個人的な感想と評価を書き記しておきます。

もはや冒頭のセリフからガッツリやってしまっているのですが、ネタバレを含んだあらすじ紹介も大まかにしていきますので、「ネタバレは勘弁!」という人はごめんなさい!

 

個人でビジネスを展開していくという点でも、西野亮廣さんは参考とさせていただいているところが多いのですが、何よりもその物語から受け取れるメッセージ性は素晴らしいものがあります。

そして何よりも「より多くの方々にこの本に触れてもらいたい!」という思いが溢れ出してきたので、個人的な見解も多く含まれてはいるのですが、僕が書き記したこの記事が「えんとつ町のプペル」が多くの方に知ってもらえる何かしらのきっかけを与えられれば幸いです。

 

では、始めていきましょう。

 

「えんとつ町のプペル」大まかなあらすじ

 

感想をお伝えする前に、「えんとつ町のプペル」の大まかなあらすじについて解説しますね。

 

まずは、アマゾンに掲載されている簡単な紹介文がこちら。

 

4000メートルの崖にかこまれ、そとの世界を知らない町がありました。
町はえんとつだらけ。
そこかしこから煙があがり、あたまのうえはモックモク。
朝から晩までモックモク。

えんとつの町に住 むひとは、くろい煙にとじこめられて、
あおい空をしりません。
かがやく星をしりません。
町はいま、ハロウィンまつりのまっただなか。
魔よけの煙もくわわって、いつもいじょうにモックモク。

あるとき、
夜空をかける配達屋さんが、煙をすってせきこんで、配達中の心臓を、うっかりおとしてしまいました。
さすがに視界はこのわるさ、どこにおちたかわかりません。
配達屋さんはさっさとあきらめ、夜のむこうへスタコラサッサ。

ドクドクドクドクドックドク。
えんとつの町のかたすみで、あの心臓が鳴っています。

amazon.co.jp

 

と、ここに書いてある通り、物語の舞台は壁や雲に覆われた町「えんとつ町」

まるで進撃の巨人の世界を彷彿とさせるかのような、4000メートルの崖に囲われている町です。

 

そんな閉鎖的な空間で話は展開されていきますが、心臓を配達する配達員が落とした心臓がこの物語の主人公。

ゴミの中に落ちた心臓は、ゴミと合わさりゴミ人間「プペル」へと姿を変えました。

 

彼はくさいし汚い、もちろんゴミだから。

そんなこともあり、えんとつ町の人間からは何かと嫌悪され時にはいじめのような仕打ちも受けてしまう。

 

ところがえんとつ町で唯一プペルと接してくれる少年が1人、それが「ルビッチ」

ルビッチはお父さんを亡くしており、大人がするはずのえんとつ掃除を自らこなしていました。

 

そんなルビッチとプペルは意気投合し仲の良い友人になりますが、かえってそのことでいじめを受けてしまうことに。

 

そうして一時は離れ離れになってしまった2人。

しかし、ある日プペルはルビッチを呼び出し、煙の先にある「星」を見に行こうと言いました。

 

ルビッチのお父さんも信じていた、見えるはずもない「星」の存在。

それを見に行こうとプペルは話し、船に風船をくくりつけ煙空の先にある星空を見に行きました。

 

そして、えんとつ町の誰もが決して信じることのない「星」の存在を、2人はその目でしっかりと確かめるのでした。

ルビッチのお父さんが、そしてルビッチが信じ続けてきたことは、決して間違っていなかったのです。

 

そして星空を眺めながら、プペルは告白します。

プペルの脳みそは、ルビッチがずっと探し続けていた「お父さんのペンダント」でできていると。

そのペンダントがなければプペルの存在は消えてしまうのですが、それをルビッチに渡そうとします。

 

しかし、ルビッチは「2人で帰ろう、毎日会って遊ぼう」ということを提案し、2人の目から幸せの涙が溢れ出してきます。

 

とその時、プペルは指で鼻をすする。

 

嬉しいことがあると、指で鼻の下をすする癖。

それはルビッチのお父さんの癖でした。

 

ハロウィンは亡くなった人の魂が帰ってくる日。

ゴミ人間のプペルは、ルビッチのお父さんだったのです。

 

 

Fin.

 

 

ということで、大まかなあらすじを見てきましたが、絵本ということなので絵についても気になるところ。

そこは西野亮廣さんご本人が、発売1ヶ月前に公式ブログでオチまで公開していたので、そちらを参考にしていただけると幸いです。

 

最新作『えんとつ町のプペル』を発売前にブログでオチまで全部見せてみた。

 

読んでみた個人的な感想&評価

 

「えんとつ町のプペル」を読んでみた感想と評価について。

分業制で絵本を制作するという試みやクラウドファンディングで数多くの支援者数を集めた点など、西野亮廣さんから学べるビジネススタイルなどについては、またいつかの記事でご紹介します。

 

今回注目したいのは、やはりその内容部分。

単純な絵本としてのクオリティは絵を見れば一目瞭然ですし、そこには僕も本当に大きな感銘を受けました。

ただこの本には、西野亮廣さんのメッセージ性と言いますか、現代社会に対して西野亮廣さんが言いたいことが随所に詰め込まれていると思います。

時には「要素を詰め込みすぎだ」なんて評価もちらほら見受けられますが、ならなおさらその中にあるメッセージ性を見極め、真摯に受け取っていく姿勢が大切ですね。

 

これは西野亮廣さんも仰っていたと思いますが、黒い煙に包まれた閉鎖的な空間である「えんとつ町」は、まさに「現代社会」そのもの。

僕らが生きる現代社会では、悲しいかな、夢を見たり、語ったり、夢に向かって突き進む人間を、執拗に叩いてしまう風潮があります。

常識とされる進路へ進み、会社に勤めるのが当たり前だというように捉えられており、個人でビジネスをしている身としても「やめとけ、まともに生きるのが正しいよ」というような言葉も多く言われます。

 

ゴミ人間であるハロウィン・ブペルは、そんな現代社会の寂しい風潮に流されていく中で、誰もが折り合いをつけてきたものを持ち続けている「夢を追う人間」の象徴。

普通の大人がゴミだと思い込んでいる「夢」「希望」「自由」、そういったものを捨てきれずにいる大人を表しているんですね。

 

そして、そんなプペルを通して訴えかけられているのは、「夢を諦めない大人に向けた応援歌」といったところ。

つまり、「誰にどう言われようが、常識がどうであろうが、夢を諦めずに突き進め」というメッセージ性ですね。

 

この絵本のキャッチコピーに「信じぬくんだ。たとえひとりになっても」という言葉がありますが、まさにそれです。

 

これは別に夢追い人の戯言でも虚言でもなんでもなく、誰もが忘れてはいけない大切なメッセージだと思います。

そうして温かいメッセージで人の背中を押してくれる、そんな「勇気の絵本」のような側面にこそこの本の魅力はあるのではないでしょうか。

 

実際に「えんとつ町のプペル」を読んで勇気をもらった人がいるはずですし、何より僕自身がそのうちの1人です。

 

「絵が綺麗」「物語が面白い」「売り方が斬新」、そういったところは絵本としてそしてビジネスとして感銘を受けるところではありますが、もっと普遍的で大切な、そして温かいメッセージを伝えようとしている西野亮廣さんの姿勢にこそ、注目すべきなのかもしれません。

そして「自分という人間を、自分が信じた道を信じぬく」というメッセージをしっかりと受け取り、行動に移していくことでこの本の真価が発揮されると。

「魔法のコンパス」が実践的なビジネス本として話題となっていますが、この「えんとつ町のプペル」ではより単純で抽象的なところで西野亮廣さんのメッセージを感じ取れると僕は思いました。

 

真のターゲットは「夢を捨てきれない大人」だと思う

 

西野亮廣さん自身も確かより多くの子供にこの絵本を届けたいと仰っていた気もしますが、真のターゲットは「夢を捨てきれない大人」ではないかと僕は感じています。

絵本ということで「お子さんと一緒に大人の方も読めます!」みたいなことも言われていますが、そもそもその大人の方々こそこの絵本は読むべきだと思います。

そもそも「絵本だから子供向け」という既成概念も、この絵本の前では意味をなさないかなと。

 

前章でもお話ししたメッセージ性というのは、確かにこれからの未来を担う子供にこそ伝えたいものですが、それ以上に夢を捨てきれずにいる大人にこそ伝わるべきメッセージです。

 

ルビッチのお父さんは、もうこの世にはいません。

そして、漁師だったルビッチのお父さんは海でその命を落としていましたが、我が子との時間をもっと長い間共有したかったはず。

幼いルビッチと共に時間を過ごし、我が子が成長する姿をその目で見守っていたかったはずです。

 

「えんとつ町のプペル」では、ゴミ人間に父親の魂が宿るという奇跡が起きて、お父さんが遠い昔から願っていたであろう「毎日一緒に遊んで、一緒に過ごすこと」を実現できています。

しかし、現実世界では来世がゴミ人間になるなんてことはありえないですし、そんな奇跡は起こりえません。

 

だからこそ、この本から学べるのは「登場していないお父さん」から受け取ることができるメッセージ。

それは、「夢は見るだけでなく、行動しなければ実現しない」ということ。

志半ばで夢を諦めざるをえなかったお父さんからはこんな警告が発せられている、ような気もします。

まさにプペルが船に風船を取り付けたように、「勇気」という風船を「自分」という船に取り付け、「夢」に向かって行動することこそ大切です。

 

思えば、漁師だったルビッチのお父さんの生まれ変わりであるプペルが、「船」を使って夢を実現したというのも感慨深い話ですね。

 

僕自身の話をすると、

 

僕は起業してから、人生は自分で変えるものだということを思い知りました。

他の誰かが夢を叶えてくれるわけでもないし、人生を変えてくれるわけでもない。

会社の上司に振り回され経営者のさじ加減で給料や雇用体系が変わる、そうして他者に依存している状況に身を置いて何もしないでいると、人生はどんどん坂を下っていくばかりです。

 

自分自身が行動を起こしライフスタイルを選択していかなければ、人生という作品はあなたの思うように変わってはいきません。

もしもプペルが行動を起こしていなければ、「星」を見るという夢も叶うことはなかったでしょうし、煙突の黒煙にまみれた怠惰な日常をそのまま続けていくこととなったでしょう。

 

自分を変えたいなら、自分の人生を変えたいなら、他の誰でもない自分自身が行動することが大切だと、プペルから受け取れるメッセージを身をもって体感しています。

 

誰に馬鹿にされ嘲笑されてもかまわない、自分が信じた夢に向かって、信じる道を進むんだ。

信じぬくんだ。たとえひとりになっても。

 

西野亮廣さんのメッセージをどう受け取るかはその人次第ですが、絵本ひとつでも人生が変わるきっかけを得ることはできますよ。

 

最後に

 

だいぶ長くなってしまいましたが、西野亮廣さんの「えんとつ町のプペル」についてお伝えしてきました。

いかがだったでしょうか?気になった方は、ぜひとも実際にその手にとって絵本を読んでみてください!

 

絵本ごときで何を語っているんだと思う方もいるかもしれませんが、たかが絵本、されど絵本。

西野亮廣アンチの皆さんも、そろそろ「されど西野」の部分に気づき始めてもいい頃合いかもしれませんね。

 

自分の夢を捨てきれずにいる、そんな人にこの作品が届くことを願っています。

 

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公開日:2017/01/15
  

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