堀江貴文著「本音で生きる」を読んでみた感想|一秒も後悔しない強い生き方 | LIVE YOUR LIFE

堀江貴文著「本音で生きる」を読んでみた感想|一秒も後悔しない強い生き方

 

 

どうも、RIKUです。

個人でビジネスをしている以上、堀江貴文さんの価値観や人生観には何かとお世話になるものです。

今回読んでみた「本音で生きる」に関しては2015年に出版されたものですが、ずっと気になっていた本だったのでやっと手に取ることができてまず良かったです。

 

サブタイトルは「一秒も後悔しない強い生き方」とのことですが、まさに人生で後悔したくない人は必読と言ってもいい良書でした。

自分の備忘録も兼ねて、思ったことや感じたことも含めつつ感想を綴っていきたいと思いますので、気になった方はぜひともその手にとって読んでみてくださいね。

 

本音で生きるために必要な3つのこと

 

「本音で生きる」ではそのタイトルの通り、本音で生きるためにはどうすればいいのか?ということについて話されています。

様々なメソッドや方法論、考え方などが紹介されていましたが、主な要素はこの三本柱に収束されています。

 

  • 言い訳しないこと
  • バランスを取ろうとしないこと
  • 「自意識」と「プライド」を捨てること

 

この3つを集中的に意識することで本音で生きることも可能になる、といったとことです。

1つずつ見ていきましょう。

 

言い訳しないこと

 

人は何か新しいことを始めたり行動を起こすときには、言い訳をしてしまうことも多々あります。

「お金がないから」「時間がないから」といったように、様々な言い訳を並べて行動を起こすことができないわけですが、たいていの言い訳はやらない理由でしかありません。

 

堀江貴文さんが言うにも、何かを始めるには何かを捨てなければならないと。

それに、お金がなかったり時間がなかったりするのは、行動しない理由にはそもそもならないと思うんですよね。

今の時代お金や時間がなくてもできることはたくさんあります、支援者を集め資金を寄付してもらうクラウドファンディングなんかもその典型的な例です。

 

何かを捨てると言ったら大袈裟なところもあるかもしれませんが、まあ最低限のリスクは負うにしても、現代ではやりたいことなんていくらでもやりようがあるんです。

まあそれをやらない理由を並べてやらないというのは、単なる甘えとも捉えられてしまいますね。

 

また、人は現状維持が楽だから、いつの間にかトレードオフで現状を選んでいるとも話しています。

これは僕自身も以前から思うところがあって、人生は「成長」か「後退」の二択だと感じていました。

つまり現状を維持するということは、後退していることと同じなんですよね。

 

ディズニーを作ったウォルト・ディズニーにしても、「現状維持は後退である」という言葉を残しています。

ここをトレードオフという単語でまとめられる語彙力は、僕としても見習いたいところで、これからはトレードオフなんてお洒落な言葉も取り入れていきたいと感じましたね。

 

まあそんなことは置いといて、そもそも現状維持を選んでいる人というのは「成長したくない」と感じていると言ってもいいかもしれません。

アドラー心理学を時代に広めた著作「嫌われる勇気」においても、「人は怒る原因があるから怒るのではなく、怒りたいからそのための原因を見つけ出す」というようなことが話されていました。

今回のこともそれと同じで、そもそも「そこまで成長したくない」という思いがあるからこそ、「現状を維持する」という楽な選択肢を選んでしまうんですね。

 

だからこそ、リスクがあるからできないと言っていることは、きっとそこまでやる必要がないものだということ。

そして、そこまでやる必要がないからこそ、リスクがあるという言い訳をわざわざ自分で持ち出しているというわけです。

 

このことから、人間は思っている以上に合理的に行動するとも堀江貴文さんは言っていました。

そしてその上で、物事なんてやってみないとわからない、だからこそ言い訳やできない理由をやめてトライアンドエラーをどれだけ続けられるかということが大切だと。

そもそも才能なんてものは誰しもが持っているものであり、「才能がある人」というのはそれほど他人よりトライアンドエラーを続けてきた人というわけです。

 

だからこそ「才能の磨き方」というのが大切なのであって、そしてそれは行動することでしか磨かれないのです。

確かにやたらと御託を並べている人に限って、いつまでたっても成長していないというのはよくある話です。

 

バランスをとろうとしないこと

 

2つ目はバランスを取ろうとしないことということですが、ここでいうバランスの代表例は「安定」です。

社会的な安定といえば、高学歴と言われる大学を卒業する、大企業に就職する、給料をもらい続けられる環境に身を置く、といったところ。

 

そうしてリスクを取らずに安定を求めることが奨励されてきた日本社会ではありますが、これからの時代はそうではないと思うのです。

むしろ、これは堀江貴文さんも言っていましたが、「安定を求めてリスクを取らないこと自体がリスクになる」ということです。

 

大企業と名高い会社に入り、頑張って仕事を続けてきたのはいいものの、40〜50歳くらいになっていきなりクビ宣告。

安定を求めていたはずなのに、これほどまでに悲惨なことはないでしょう。

しかし、こんなことが平気で起こってしまうのが今の日本の労働環境であり、そもそも初めて就いた職を定年まで続ける人など、これからはむしろ珍しくなってくるでしょう。

 

つまるところ、「リスクを取らないこと」こそが「最大のリスク」であるということ。

先ほどの現状維持の話にもつながりますが、その場にい続けるということはすなわり劣化することと同じなのです。

 

だからこそ、安定やバランスというようなところを意識するのではなく、ノリとフィーリングで行動することです。

かえって頭がそれほど良くない単純な人間ほど、行動を起こし成功を掴み取る傾向にあるということは、リスクを気にしないという点で納得がいきますね。

 

加えて、やりたいことをするために限られた時間を最適化することが大切だとも言っています。

これは社会派ブロガーのちきりんさんも言っていたことですが、「生産性」を高めるということと同じことです。

 

時間は有限なものであり希少資源であるからこそ、その使い方というのを意識しなければやりたいことなどできません。

このことに関しては日々の過ごし方からビジネスの取り組み方まで、大いに参考になる点がありました。

具体的な方法論や最適化の考え方に関して、非常に実践的で参考になる点が本書では紹介されており、僕としても日常的なところから時間の使い方について見直す必要があると感じましたね。

 

自意識とプライドを捨てること

 

これは言わずもがなで、自意識とプライドがある人はなかなか行動するのが遅かったり、偏屈な理由をつけて何もしていないということがあります。

他人の目を自意識過剰に気にして、そしてそれを恐れて行動することができないというのは、自分としても心当たりのある話でした。

 

ここで大切なのは、まず他人はそこまで自分のことを見ていない、そこまで興味がないということを知ることです。

ちきりんさんの著書「ゆるく考えよう」においても、「君の失敗を覚えているような人は誰もいない、だから後は自分が忘れるだけだよ」というような言葉が紹介されていました。

 

本書でも猫ひろしさんが例に挙げられていましたが、変に考えすぎない人というのはとにかく考える前に行動を起こすことができます。

これは馬鹿になれということではありませんが、他人が自分を気にしようがしまいがそれはそもそも自分に関係のない話であって、気にしても意味がないということです。

行動しなければ成功も失敗も生まれませんので、考え込んで行動できない人よりもかえって考えすぎない人の方がより成功しやすいということでもあります。

 

3つの柱に一貫して言えることは、本音で生きるためには考えて動かないのではなく、動き出すことが大切だということでした。

 

「嫌われる勇気」とのリンク

 

「本音で生きる」を読んでみて特に感じたのは、「嫌われる勇気」とリンクする部分が多かったということでした。

これは僕自身が最近読んだ本ということもありますが、堀江貴文さんがアドラー心理学を体現するかのような方だったということもあると思います。

 

特に「他人の期待を満たす生き方をやめる」「自分の課題と他人の課題を分ける」という2つのアドラー心理学での考え方が、本書でも紹介されていたのは印象的でしたね。

本音で生きることと嫌われる勇気を持つこと、この2つは紹介のされ方こそ違えど、共通した意味を持っていることは確かでしょう。

 

また、「日本人は議論が下手だ」ということを例に挙げ、お互いの価値観が異なっていることは当たり前だという話をしていたのも印象に残っています。

そのことを理解しているからこそ、むしろ自分と逆の意見を持つ人でもそれを否定せずに認めること、むしろ価値観が違う人は放っておけということも説かれています。

これは堀江貴文さんの独特の言い回しでもありますが、源流はアドラー心理学と共通するところが大きいですね。

 

他人が自分をどう思おうがそれは他人の課題であって、自分が気にするようなことではないということ。

それに、そもそも分かり合えないことは当たり前であって、だからこそ分かり合えないことを憂う必要はないということです。

 

「お金」は「信用」を単純な数値に落とし込んだツール

 

それともう1つ、「お金は信用を単純な数値に落とし込んだツールである」という話は印象的でした。

 

アドラー心理学では「信用」は条件付きで信じることであり、「信頼」は無条件で信じることであると語られていましたが、堀江貴文さんが言うにはお金の正体は「信用」であるとのこと。

ビジネスの原理は「価値を提供することで、その対価としてお金をいただく」というものですが、価値を提供することでそこに「信用関係」が生まれているということです。

そして「価値を与えてくれる」という信用があるからこそ、お金が支払われると。

 

だからこそ、ここで大切なのは「Give&Give&Give」の精神、つまりとことん価値を提供するということです。

誰も価値を与えてくれない人は信用しません、なぜなら信用関係が成り立つためには「価値提供」という条件がなければいけないからです。

価値提供せずに人から信じられることは「信用」ではなく「信頼」であり、ビジネスをする上でそこにお金が生まれるということはありません。

 

人と信用関係を築きお金を生み出していくためには、まずは価値を提供することが欠かせません。

これはビジネスを行っていく上でも忘れてはいけないことで、僕としてもこれからも価値を提供し続けていこうと改めて決意したところであります。

 

何よりも「価値を提供することで信用を得て、その対価としてお金をもらう」といったように、「信用」という要素を足してビジネスの原理を改めて確認できたのは、本書から得たものの中でも大きかったですね。

 

最後に

 

「本音で生きる」ことにしても、最近流行りの「嫌われる勇気」を持つことにしても、源流として流れているものはほぼ同じことです。

結局のところ大切なのは「自分らしくある」ということであり、それを本書では堀江貴文さんの本音になぞらえて伝えられています。

 

また、サブタイトルに「一秒も後悔しない強い生き方」とあるように、自分らしく生きることは後悔しない生き方にも直結しています。

僕自身もビジネスをしていく上での軸として、自分の心に正直に生きるということを掲げていますが、純粋に本心に沿って生きることは人生の本質かつ欠かせない大切な部分です。

「本音で生きるなんて綺麗事だ」と言いたくなってしまう人もいるかもしれませんが、本書で紹介されていることを実践するだけでも、少しは自分の心に対して正直になれると思います。

 

特にもし自分らしさを感じることができないというようなことであれば、堀江貴文さんの本音に耳を傾けてみてもいいかもしれません。

 

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公開日:2017/01/25 更新日:2017/02/02

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